低学歴、実務未経験の方がプログラマーとして就職するための流れを紹介します。
内容
- 実務未経験者を企業はどう見るか。
- どんな準備、見せ方をすれば採用されやすいか。
- 採用された後のこと
実務未経験者を企業はどう見るか。
デメリット
就職後、ある程度の戦力になるまで1〜2年くらいかかかる。
- この期間は周りのサポートが必要になり、生産性を少し下げてしまう。
- 短期間でやめられると、いいことがない。
採用した人の全員が戦力化するわけではない。
- 人によっては時間をかけても、戦力化しない人がいる。
- 正社員で採用して、戦力化しない場合、簡単に解雇できない。
メリット
経験者よりも、安い給料で採用しやすい。
- 月収15〜20万円程度でも採用できる。
プログラマーの適正があって、短期間で成長する可能性がある。
- 本人の学習意欲、適正があって、ぐんぐん成長する場合、既存の社員より安い給料で、強い戦力になるかもしれない。
経験者より素直に知識を吸収してくれるかも
- 経験が少ない分、変な癖がなく、柔軟に学習してくれそう。
企業が採用したい未経験者のイメージ
- 安い給料で働いてくれる。
- 月収15〜20万円程度。
- 学習能力、学習意欲が高く、方向性を伝えたら、勝手に学んでくれる。
求職者はどんな準備をすればいいか。
安い給料や希望通りでない環境を受け入れる。
- 今の自分の評価を把握して、最初から高い給料、希望する業務内容(自社サービス開発等)を求めないことも大切です。
- 一気に自分の希望をすべて叶えるのではなく、とりあえず、就職してお金をもらいならプログラムを書くことも大きな一歩です。
成果物(Webサービス、スマホアプリ等)を見せる。
技術以外の面では問題がないことを見せる。
- 例えば「技術的に未熟 + コミュニケーションや態度に問題がある」場合、採用は厳しくなります。
- 技術的に未熟であっても、「学習能力 + 元気があって頑張ってくれそう」な人は採用してみたくなります。
- 面接時の受け答えや、服装、態度で分かりやすい問題がないようにしてください。
- 面接で緊張してうまく話せないのは、複数の会社の面接をこなすことで解消されていくと思います。
たくさんの会社に応募する。
- 2〜3社で諦めるのではなく、20〜30社くらい受けてみるのをお勧めします。
- 10社くらい応募して、1社も面接してくれない場合は、会社のレベルが今の自分には高すぎるか、履歴書が魅力的でないか見直す必要があります。