プログラミングを学び始めた人に伝えたいのは、 「とにかく理解が重要」ということです。 それに比べて暗記は重要ではありません。
なぜ理解が重要で、暗記が必要ないのか。
- プログラミング関連の情報は、人が暗記できる量を超えている。
- 最低限のことを理解して、必要なことは必要な時に調べるのが現実的。
- プログラミング中は、インターネットで検索できることを前提にしていい。
- 職業プログラマーも細かいコードの書き方は仕事中にインターネットで検索することが多い。 例えば「Python 日付 加算」や「Kotlin Exception throw」みたいに。
どのくらい理解すればいい?
- 「○○って何?」と聞かれたら、自分の言葉で簡単に説明できる状態になれば十分です。
- 入門書を読んでいて、?となるところがほとんどない状態。
どうやって理解するか?
- 仮に書籍で学ぶ場合、よく分かってないことを、分かったつもりにして次のページに進んでも、 前のページの内容を理解していることが前提になっていることも多いので、行き詰まってしまいます。
- 疑問に思ったことをスルーしないで、調べてみる。(インターネットで検索してみる。)
- ちょっと調べて分からないことは人に聞く。(聞ける人を探していることが前提になりますが。)
自分の理解を確認する
見本のプログラムの一部を修正してみて、期待通りの動作になるか確認してみて下さい。 もし、期待通りに動作しなければ、自分の理解が間違っているかもしれません。
学習の流れのまとめ
- 教材を読む。
- 疑問点がある場合、インターネットで調べる。別の本の説明を読む。人に聞く。
- サンプルのプログラムを書いて、実行して動作を確認する。
- プログラムの一部を修正して、自分が想像している動作をするか確認する。
↑の流れを細かく確認しながら、教材を進めて下さい。 初心者のうちは、教材を一気に読んで一気にプログラムを書くよりも、理解しやすいです。